今回は街コンや合コン・マッチングアプリなどで、恋活・婚活中の女性の質問が多い、アラサー男子の平均年収と中央値について、紹介したいと思います。
絶対という話ではないのですが、女性の方とお話しすると、半数くらいの女性は「年収」を気にされているのを、雰囲気からわかります（＾＾；）
でも、理想と現実は違うことを、まずは最初に言っておきたいと思います。
アラサー男性の平均年収は４５０万円ほど
この数字は国が運営する総務省のホームページで紹介されていますが、各職種から平均を出した数字が、この年収４１０万円（全年齢対象）という数字になります。
アラサーの男性の場合、４５０万円ほどと言われていますが、実際にはこれほど高くないと思います。
平均という言葉に偽りがありますからね（＾＾；）
なぜなら、平均というのは１人がずば抜けていると、それに合わせて「平均値も上がる」からです。
例えばですが、
- 年収１億の人が１人
- 年収１００万の人が５人
とすると、合計は１億５００万円になり、これを６人で割ることになります。
６人で割ると１７５０万円となり、平均年収は１７５０万円ということになります。
つまり、大手と中小企業では年収やボーナスが異なるので、平均年収はもっと低いと思います。
僕の友達（３２歳）で、正社員として１０年以上工場や印刷会社で働いている友達がいますが、年収は３００万円くらいです。
頑張って働いても、大手などではない限り、給料は上がってこないので、副業などで稼がなければ、年収をあげるのは難しい時代だと思います。
一部の雑誌の調査によれば、平均年収２００万円台（正社員）という方も増えている、という情報もあります。
あくまでも考えて欲しいのは、３０代男性の平均年収は３５０万～４００万円が現実的な数字だと思います。
男性の平均中央値
で、次に３０代の平均中央値ですが、こちらは現実に近い平均年収だといえます。
※多少年齢によってバラつきがあります（３０歳と３９歳では違うため）
平均中央値とは、先ほど平均年収の数値を出しましたが、平均ではなく、ちょうど間の数値を出したものが、平均中央値となります。
例えばですが、
- 年収１０００万円 １人
- 年収８００万円 ３人
- 年収６００万円 ２人
という６人がいると、間の８００万円の年収の方が多いので、中央値は８００万円となります。
つまり、平均中央値は平均年収よりも現実的な数字になります。
これから導きだされた平均中央値が、「３５０万円」と言われています。
おそらく、こちらの数字の方がリアルな数字なので、大体の目安になるのではないかと思います。
この数字を「低い」と捉える婚活・恋活中の女性は多いと思いますが、本当に年収格差は広がっています。
婚活・恋活中の女性がよく言う年収６００万円は厳しい
テレビやネットでも恋活・婚活中の女性は「１０００万とか高い数字は言わないけど、最低６００万円は欲しい」という話をよく耳にします。
実際に僕が街コンやマッチングアプリ・相席居酒屋などで知り合った女性の話を聞くと、ほぼこの６００万円という数字を出されます。
でも、平均年収で６００万円以上稼がれている男性は全体で見ると少ないので、この層以上は女性からもアプローチが多い、つまりモテるということになります。
男性からすると女性は若い方がいいので、若いうちから稼がれている男性を落とすならいいと思いますが、ある程度年齢を重ねると不利になってきます。
つまり、年収が高い男性を落とすなら若ければ若い方が落としやすくなります。
もし本気で結婚を意識されるのであれば、現実的な数字である平均４００万円くらいの男性を探したほうが、見つかりやすいと思います。
まとめ
最後になりますが、僕の周りでは年収６００万円以上稼いでいる友達は少ないですし、この層は結婚していることが多いです（＾＾；）
女性が考える６００万円以上の稼がれている男性は思っている以上に少ないので、現実と理想を少しだけ考え直していただけると、アラサーの僕としても嬉しいです。
将来の設計を考えるなら、確かにお金は大切ですが、節約や共働きなどいくらでも方法があると思いますので、十分な生活はできるかと思います。